ショッピングカート

カートは空です。

ショッピングを続ける

OSTEOPOROSIS AND THE MENOPAUSE
骨粗鬆症とメノポーズ(閉経)

骨粗鬆症(骨が弱くもろくなる)は閉経が原因ではありません。しかし、エストロゲンは丈夫な骨を作るのに必要なので、閉経後はリスクが高まります。

英国のNHSによると、女性はエストロゲンレベルの低下により、閉経後57年で骨密度が最大20%低下するという。また、骨粗鬆症の家族歴がある場合や拒食症になったことがある場合、45歳以前に早期閉経した場合にもリスクが高くなります。骨粗鬆症はサイレント・ディジーズ(沈黙の病気)と呼ばれ、何の前触れもなく発症するため、骨の健康が損なわれていることを実感する兆候はありませんが、更年期の頃には、転倒や骨折のリスクを減らすために、骨の健康を保つための生活習慣を見直しましょう。

体を動かす

できる運動は多ければ多いほどよい。激しい運動や難しい運動である必要はなく、早歩きや水泳、サイクリングでも構いませんが、定期的な運動が必要です。日常生活に取り入れるのが難しい場合は、10分単位で行ってみましょう。また、筋肉と骨の強度を高めるために、ウェイトトレーニングなどのレジスタンス運動も取り入れるようにしましょう。

骨を作る食事を摂る

更年期障害の症状を最小限に抑えるには、バランスのとれた食事を心がけることが大切ですが、骨の健康にはカルシウムとビタミンDが重要です。カルシウムのよい摂取源としては、バター、ヨーグルト、チーズなどの乳製品(体重を減らしたい場合は低脂肪のものを選びましょう)、緑黄色野菜(ただし、カルシウムの体内吸収を妨げるほうれん草は不可)、ナッツ類、種子類、骨付きの魚の缶詰(サバやイワシ)などが挙げられます。ビタミンDは、日光を浴びることで体内で自然に生成されますが、紫外線対策をする必要があります。またサプリメントでビタミンDを補うことも大切です。ビタミンDを含む食品には、卵、脂っこい魚、乳製品、朝食用シリアルや一部のフルーツジュースなど、ビタミンDを強化した食品がある。

タバコとアルコールに注意

喫煙は、過度の飲酒と同様、骨粗鬆症のリスク上昇につながります。喫煙を控え、理想的には禁煙し、飲酒は厚生労働省が推奨する週14単位(1単位:日本酒1)以内、理想的にはそれ以下に抑えましょう。